「行きたい国」プレゼン with Chromebook

↑本番で各班から選ばれたベストプレゼンター(計6名)による発表(本番の次の授業)


前々回の記事に続き、プレゼン第二弾!!

今回は「自分の行きたい国」についてプレゼンをしてもらいました。

↑ドイツについて、身振り手振りを交えながら発表してくれました。
生徒「難しい地名や城の名前(ドイツ語)が言えたら拍手をお願いします!」
パチパチ!よく覚えて発表しました!

↑プレゼン中にインターラクションをすることをする生徒が増えてきました。
クイズでグッと聴衆をひきつけます!


流れは前の「夢」プレゼンとほぼ同じです。

主に違う点は3点、原稿を書く前と、プレゼン本番の時間設定、原稿のデジタル化。


まず、原稿を書く前に旅行パンフレットを選ばせました。

毎年、旅行会社の店頭のパンフレットをこっそり頂いて来るのですが、

今年はコロナの影響で全く・・・ない!

困った。

いつも修学旅行等でお世話になっている某旅行代理店の方に連絡すると

こころよく引き受けていただき、

さまざまな方面のパンフレットを200部用意していだだきました!

(さすがJT○!!)

地域ごとに廊下に並べ、一旦、1人最大2冊と伝え、自由に取らせました。

なんというか、やはりパンフレットがあると違いますよね。

ウキウキします。

↑以前は円形でプレゼンをしていましたが、このスタイルの方がPCの画面が見やすい
ため、今年はこの座り方にしました。もう少し教室が広いといいのですが…


パンフレットのおかげもあり、国が被っている生徒は少なかったです。

もちろん、パンフレットにない国を選ぶ生徒もいました。

(内容が薄まることを危惧し、紹介する国は最大2国としました。)

今回一番驚いた国は・・・


「ニウエ」


どこやねん!!!!!

(*ニュージランドの北北東に位置するとても美しい自然のある魅力的な島国です)


改めて、生徒の知識や意欲に感心させられました。

続いて、プレゼンの時間について。

いつもは質疑応答を含め3分30秒と設定するのですが、

プレゼンが長すぎて終わらない。質問までたどり着かない。という意見がアンケートに

ありました。(毎回の授業でGoogle フォームでアンケートを取ると、生徒の困っていること

がすぐに分かり、こちらもすぐに対応策を考えることができるのが利点ですね。)

そこで今回は本番でベルを使用することにしました。

3分30秒になると「チーン」と一回ベルを鳴らします。

さらに30秒後で再度ベルを鳴らし、終了を告げました。

事前に

「1度目のベルまでは必ず質疑応答を続けること、また2度目のベルまでには終えること」

とルールを提示しました。

結果として、プレゼンが短い生徒にも、長い生徒にも応用の効く時間設定に

することができました。


原稿づくりでは、初のペーパーレスを実現しました。

中学入試の時期と重なることはわかっていたので、私がギリギリまで添削できないで

あろうこと(もしくは添削なしで本番を迎えるかもしれないこと)を伝え、

その代わりに必ずペアで互いのドキュメントを共有し、添削をするように

(最低限、何かしらコメントするように)伝えました。

ここが次の課題です。生徒にとってはこの添削がなによりハードルが高いんですよねぇ。


今回原稿を書く時点で、字数制限を設けませんでした。

伝えたのは

1 プレゼンの本番は一人あたり3分30秒〜4分持ち時間があること

2 学年末考査で「行きたい国について」60語のライティングを課すこと

だけでした。


しかし蓋を開けてみると・・・長い。

中には200語以上の生徒も少なからずいて、80人分目を通し添削するのは

正直、相当骨の折れる仕事です。

それでもペーパーレスのおかげで、場所を選ばずに添削ができたことは救いでした。


さて、2年生のプレゼンはとりあえず今回で終わりです。

コロナ渦で気軽に旅行に行けず、気分もなかなか上がりませんが、

必死に発表したり、互いに質問する生徒の姿を見て、とてもウキウキしました!

3学期の終わりには以前暗唱した"A Pot of Poison"を改変して劇をする予定です。

今からどんな劇になるかワクワクします。

↑恒例のベストプレゼンター授賞式 "Congratulations!"

↑万年筆で筆記体を使って書くのがこだわりです


最後まで読んでいただきありがとうございました!

TED Wakayama - Teach English with Dreams

英語教員のためのサイト。中学校での英語指導案、授業実践、ゲームなどみんなでシェアしていきましょう。

0コメント

  • 1000 / 1000