Whose cat is this?
It's mine.
というやりとりのパターンプラクティスができるゲームです。
もともとレベル1〜3まで設定していますが、
生徒のレベルによって使用語彙は変化させることができます。
基本は4人1組みで遊びます。
*ルールが少し複雑なので、ゲームをスタートするまでの説明が難しいところが難点です。
授業ではPower Pointのスライドを使用しながら日本語で説明しました。
<遊び方手順>
①じゃんけんで順を決める(名前は自動的に決まる)
1番目 Mary 2番目 Paul 3番目 Mike 4番目 Emma
②先生が言った単語を聞いて、
Whose ~ is this?または
Whose ~ are these?といいながら一人がカードを1枚めくる(一人ずつ順番)
③カードの裏に自分の名前があれば
It’s mine. または They are mine.と言いカードを取る
④他の3人はIt’s yours.または They are yours.と言いカードを取る
*名前が書かれた人がカードを取るのを阻止する
⑤Mary’s, Mike’s, Paul’s, Emma’s以外が出るときがある(ジョーカーカード)
今回は2つのジョーカー(KentaとMs Brown )を設定。
Kenta’s はhis
Ms Brown’s は hers
にそれぞれ直す必要がある。
⑥お手付きの場合は次回カードをとれない
ただしカードをめくることはできる
5種類の絵カードを使用
カード裏面には Mary, Paul, Mike, Emma, Kenta, Ms Brownのいずれかの
名前が書かれている
カードは合計で25枚
下の画像は活動の際に表示するPower Pointの画像
Level1ではカードを取る際
It'sまたはThey'reから始まる8種類の英文のいずれかを言わなければいけない
Level2では2種類の絵カードを使用
「えっ?少ない!」と思う人が多いと思います。
実際に生徒の反応もそうでした。しかし、それがミソです。
カード裏面には Mary and Paul, Mary and Mike, Mary and Emma, Paul and Mike, Paul and Emma, Mike and Emma, Kenta, Ms Brown, Kenta and Ms Brownのいずれかの
名前が書かれている
カードは合計で10枚
Level2ではカードを取る際
It'sから始まる5種類の英文のいずれかを言わなければいけない
Level3ではLevel1,2で使用したすべてのカードを使用する
カードを取る際
It'sまたはThey'reから始まる13種類の英文のいずれかを言わなければいけない
Level3ともなると実際にプレイするのにとても頭を使う。
さらに「お手つき」があるため、毎回カードを取った人の発話を確認しようとする。
「えっ?今ちゃんとThey'reで始めた?」
「それ、yours じゃなくて、theirsやろ?」
などなど。とてつもなく盛り上がる。
実際にやってみて分かった課題と反省
1毎回教師が語を指定する必要性
今回初めての実施で、一貫して教師が指示を出し、ゲームをコントロールした。
理由は2つ
①班によって活動時間の差ができること。
②Whose〜?の文を言わずに始める可能性があること。
特に②について徹底させたかった。ゲームの際、特にスローラーナーは
結果を重んじて途中の発話があいまいになる傾向が見られる。
(発音が不正確であったり、声に出して読むことを面倒に感じるからと考えられる)
しかしながらやはりゲーム。教師が主導することで非常にテンポが悪く、
活動に時間がかかってしまった。
2 catとcap
今回はWhoseを用いた疑問文、またその答え方に焦点を置くため、馴染みのなる語を
使用した。しかしながら、catとcapは聞き取りが難しいということがわかった。
こうした混乱はゲームに集中できなくなる生徒を生み出すので、今後気をつけたいと思う。
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